No. 00351

休憩や燃料補給で刈払機を止めたら、エンジンがかからなくなった

草刈り作業中の休憩や燃料の補充のためエンジンを停止して、再始動時にエンジンがかからなくなる現象はオーバーヒートが原因として考えられます。

この場合エンジンが冷えることで解決する可能性があります。

 

 

エンジンを冷やす

30分ほどを目安に時間を置きエンジンを冷却させて、プライマ操作を行ったうえエンジンを再始動して下さい。

 

 

オーバーヒートを防ぐには

エンジンを止める前に、アイドリングで2分間程度の冷却運転をしてください。すぐにエンジンを止めてしまうと、シリンダーの温度が一番熱い状態で止まり再始動時にエンジンがかかりにくくなります。

 

冷却運転無しでエンジンを停止した場合、シリンダーの熱がキャブレターに移り、エンジン停止後30分ぐらいはシリンダーの温度が上昇します。その影響によりイグニッションコイルが電気を起こせなかったり、燃料を送っても燃料が気化(ウェイパーロック現象)してしまい、エンジンを始動することができなくなることがあります。

 

停止前の冷却運転とプライマ操作を多めにすることで、オーバービートによるトラブルを防ぐことができます。