ステレオスプレーヤ (Eシリーズ)
セルフメンテナンス
エンジン部
- エンジンオイル
- エンジンオイルフィルタ(カートリッジ)
- 冷却水・LCC
- スクリーンとラジエータフィン
- ファンベルト
- エアクリーナエレメント(カートリッジ)
- バッテリ
- 燃料タンク
- 燃料タンク 長期格納
- 燃料フィルタ
- エア抜き
作業部
- 動噴オイル
- ノズル(噴板・中子)
- 動噴~配管~ノズル
- 送風機
走行部
- 油圧オイルタンク(パワステオイル兼用)
- フロント・リヤアクスル(アクスルオイル)
- サブミッション
- タイヤ
その他
- ベルト(走行・動噴)の調整
- グリスアップ
- セーフティスイッチ
- 計器類(前照灯・ウインカー・ホーン)
- 運転席周り(ブレーキペダル・駐車ブレーキ・ハンドル)
上記より点検・交換箇所を選択してください。
上記より点検・交換箇所を選択してください。
エンジンオイル
エンジンオイルの交換方法
②エンジンオイルの排出後は確実にドレンプラグを締めてください。
③エンジンオイルを給油口から規定量まで入れてください。
この時、オイルをこぼさないように注意してください。
最初の交換は 50 時間、2回目以降は100 時間の交換が目安です。
「丸山純正オイル」の使用をおすすめします。
【粘度】マルチグレード10W-30
462134:丸山エンジンオイル(20L)
エンジンオイルフィルタ(カートリッジ)
エンジンオイルフィルタ(カートリッジ)の点検方法
初回:5 0 時間
2 回目以降:1 0 0 時間
E502DX:3.7L
E542DX:4.2L
エンジンオイルフィルタ(カートリッジ)の交換方法
②新しいフィルタのOリングにオイルを薄く塗布し、手で確実に締め付けます。
③エンジンオイルを規定量給油します。
④フィルタ交換後は約5分間低速運転し、オイルランプの作動に異常が無いか、油漏れが無いか確認してからエンジンを止めます。
⑤エンジン停止後10~20分後に、オイル量を確認します。
E502DX:3.7L
E542DX:4.2L
「丸山純正オイルフィルタASSY」の使用をおすすめします。
エンジンオイルと同時に交換するのが理想です。エンジンオイル交換の2回に1回は交換してください。
冷却水・LLC(ロングライフクーラント)
冷却水・LLC(ロングライフクーラント)の点検方法
●FULL からLOW の範囲内であれば正常です。
●LLC の有無は、冷却水の色で確認します。
※ LLC は緑色に着色されています。
冷却水・LLC(ロングライフクーラント)
のメンテナンス方法
冷却水の交換は2年が目安です。
スクリーンとラジエータフィン
スクリーンとラジエータフィンの点検方法
●変形・目詰まりが無いかを確認します。
●ラジエータフィンにほこりやゴミなどが付着していないか確認します。
スクリーンとラジエータフィンのメンテナンス方法
●スクリーンを引き出します。ラジエータスクリーンを引き出す時は蝶ナットをゆるめ引き出し、ゴミを取り除きます。
【ラジエータフィンの清掃】
●ラジエータフィンにほこりやゴミなどが付着していないか確認します。
●スクリーンを外した状態でエンジン側からエアを吹き付け、清掃します。この時、フィンを傷つけないように注意してください。
●清掃後は確実にスクリーンを元の位置に差し込みます。スクリーンは確実に溝に入れ蝶ナットで固定します。
※ラジエータフィンの清掃を行う場合は、エアを吹きつけて行ってください。高圧洗浄機等で圧力のかかった水を掛けてしまうとラジエータの破損の原因となります。
ファンベルト
エアクリーナエレメント( カートリッジ)
バッテリ
バッテリの点検方法
バッテリ上部にキャップの無いものはメンテナンスフリーバッテリです。
①充電インジケータを垂直に見ます。
②インジケータの色で下記の表により処置します。
バッテリ上部にキャップが付いているものが従来バッテリです。
① バッテリ液がUPPER - LOWER間にあるか点検します。LOWER以下の時は蒸留水をUPPERまで補給します。
②補給後はキャップを確実に締め付けます。
バッテリのメンテナンス・交換方法
● バッテリコードを外す場合は、必ずマイナス端子側を先に外します。
( 取付の場合はプラス、マイナスの順に取り付けてください。)
●バッテリ端子が緩んでいる場合は、確実に締め付けます。また、白い粉が付いている場合は、金ブラシ・サンドペーパーで腐食・汚れを取り除き、グリスを塗布したのち締め付けてください。
● 長期格納する場合は、マイナス端子を外すか、バッテリそのものを機体から外し、暗所にて保管します。
燃料タンク
燃料タンクのメンテナンス方法
②燃料タンクの下に燃料、ゴミ、水を受ける容器を準備します。
③燃料タンクのドレンを外してゴミや水を抜きます。
④燃料を補給し、エア抜きを行います。
【燃料水抜きドレンなし】E500/E501/E540/E541
【燃料水抜きドレンあり】E502/E542 ※ 燃料水抜きドレンが無いタイプはハンドポンプを使いタンク内のゴミや水を取り除きます。
●100時間毎に給油口ストレーナより、ゴミを抜き取り、タンク下部のドレンを外して、タンク内の水・ゴミを抜き取ります。
燃料タンク 長期格納
燃料タンク 長期格納
●長期保管の際は、結露を防ぐため満タンにしています。
(タンク容量約20L)
燃料フィルタ
燃料フィルタの点検方法
②燃料フィルタカップを目視点検します。
③水やゴミが沈んでいないかを確認します。
燃料フィルタの清掃方法
②カップ上部のリングネジを外し、フィルタカップを取り外します。
③エレメントを軽油に浸けて、すすぎ洗いします。また、フィルタカップ内部も軽油で洗浄します。
汚れがひどい場合や運転時間が200時間を経過している時は、交換してください。
④洗浄後、ちり・ほこりが付かないようにして、元のように正しく組み付けます。
⑤コックを開きます。
⑥エア抜きをします。(エア抜き はコチラ)
清掃:100 時間毎
交換:200 時間毎
エア抜き
動噴オイル
動噴オイルの点検方法
●オイル漏れが無いか確認します。
●不足している場合は補給します。
動噴オイルのメンテナンス方法
②注油口よりオイルを規定量(0.6L)入れます。
動力噴霧機のシリンダー元金具の注油口にオイルを注油します。(100 時間毎)
100 時間に満たなくても1 年に1 度注油します。
※エンジンオイルの交換時に合わせて動噴オイルの交換が効率的です。
初回:50 時間
2 回目以降:100 時間
「丸山純正オイル」の使用をおすすめします。
【粘度】マルチグレード10W-30
462134: 丸山エンジンオイル(20L)
ノズル(噴板・中子)
ノズル (噴板・中子)の点検方法
●ノズルを目視し、噴板が割れていないかどうか確認します。●ノズルキャップを緩め、噴板を外し中子が変形などしていないか確認します。
●
破損・摩耗した噴板や、変形・摩耗した中子は交換します。パッキンが変形しているようなら、交換してください。
「SS救急キット(Z)」をおすすめします。
ノズル本体、噴板、中子、パッキンがセットになった救急キットを用意しました。699331: 救急キット(SS-Z)
動噴~配管~ノズル(長期格納)
動噴~配管~ノズル (長期格納)のメンテナンス方法(長期保管作業)
②ポンプ、メインコック、噴霧コックを「停止」に します。
③丸山凍結防止剤を5L 入れます。
(地域により濃度を確認してください。)
④ポンプを低速回転状態1MPa の圧力をかけ、メインコックを「噴霧」→「停止」にし、戻り配管に凍結防止剤を回します。
⑤0.5 MPa の圧力でメインコックを「噴霧」にし、各噴霧コックを順に開けて、ノズルから凍結防止剤がすべて出ることを確認します。
(左下・左上・右上・右下)
⑥補助散布巻取機が付いている場合、調圧ダイヤルを一杯に閉め、手散布ノズルから凍結防止剤が出てくるまで噴霧します。
⑦噴霧コック、メインコック、ポンプを「停止」に します。
「丸山防除機用凍結防止剤」の使用をおすすめします。
・不凍効果に優れ、-55℃まで対応します。・金属に対して防錆性能があり、ゴムやプラスチックに対して悪影響がありません。
429272:防除機用凍結防止剤5L
429271:防除機用凍結防止剤20L
送風機
送風機 の点検方法
● ファンの外側にある化粧胴に変形や異物の付着が無いか確認します。
● ファンケース内側にある風胴に変形やや錆による腐食が無いか確認します。
油圧オイルタンク(パワステオイル兼用)
油圧オイルタンク (パワステオイル兼用)の点検方法
● 不足の場合は、オイル(VG32) を補充します。
油圧作動油交換時にフィルタも合わせて交換してください。
交換は販売店にご依頼ください。
初回:50 時間
2 回目以降:200時間毎
「丸山純正HSTオイル#46」の使用をおすすめします。
摩耗・酸化防止に優れたHST油圧作動油です。
429275:丸山油圧HSTオイル#46(2OL)
フロント・リヤアクスル( ギヤオイル)
フロント・リヤアクスル ( ギヤオイル)の点検方法
フロントアクスル
リアアクスル
● 操作機構にガタつきが無いか確認します。
初回:50 時間
2 回目以降:300 時間
ギアオイル:SAE90又は80
フロント・リアアクスル、サブミッションには「丸山純正キアオイル#90」の使用をおすすめします。
【粘度】
マルチグレード80W-90
42927:丸山ギヤオイル#90
サブミッション
タイヤ
ベルト(走行・動噴)の調整
ベルト(走行・動噴)の調整の点検方法
●ベルトの緩みや、たわみ具合を点検します。
走行用V ベルト
走行 ベルトテンション
※ 基準内で調整できないときはVベルトを交換します。
動噴用Vベルト
パワステベルト
※ E500/E501/502 はパワステベルトはありません
グリスアップ
セーフティスイッチ
セーフティスイッチの点検方法
スイッチ部が固着せずスムーズに作動するかときどき確認してください。
●セーフティスイッチのブーツ部に亀裂や損傷が無いか点検します。
1年毎
計器類(前照灯・ウインカー・ホーン)
計器類 (前照灯・ウインカー・ホーン)の点検方法
- ステレオスプレーヤは道路運送車両法の小型特殊自動車( 農業用農薬散 布車) に該当します。道路交通法では普通自動車に該当します。
- ステレオスプレーヤを運転するには普通自動車運転免許が必要です。
- ステレオスプレーヤを運転する時は、常に普通自動車運転免許証を携帯 してください。
- ステレオスプレーヤは小型特殊自動車なので、公道を走行する、しない に関わらず、必ずナンバープレート( 標識) の交付を受ける必要がありま す。
- 旧型式の「SSA-E500/501DX」・「SSA-E540/541DX」について は型式認定が取得できない仕様の為、公道での走行は出来ません。
- 万一の事故に備え、任意保険などに加入することをおすすめします。
運転席周り(ブレーキペダル・駐車ブレーキ・ハンドル)
運転席周り (ブレーキペダル・駐車ブレーキ・ハンドル)の点検方法
※ ペダルの遊び:5~10mm
100mm 以下であれば適正です。