チェンソー 安全のポイント

安全にお使いいただくために

 

1.  使用中に注意すること

 

ケガの予防

■点検・調整・作業中断時は、エンジンを停止して下さい。
■エンジン停止中でも刃に触れる場合は必ずグローブを着用して下さい。
■運転直後の高温部(マフラー周辺・ガイドバー・ソーチェン・スパークプラグなど)に触れないで下さい。
■運転中は、高電圧部(プラグキャップ、プラグコードなど)に触れないで下さい。


 

 

始動時の注意事項

■始動時は周囲の安全を確認し1 人で行って下さい。
※始動と同時にソーチェンが回るので注意して下さい。


 

 

伐木・造材時の注意事項

■伐倒する前に邪魔になる障害物を除去し安全な避難場所を確保して下さい。
■伐倒方向は、対象木の状態(幹の曲がり具合・枝の張り具合など)・周囲の条件 (隣接木の状態・障害物の有無・地形・風向きなど)を総合的に判断し決めて下さい。
■傾斜地では、木が転がらないことを確認の上、常に山側に立って作業して下さい。


 

 

火災の予防

■燃料の補給の時はエンジンを停止し冷やしてから、火気のない通気の良い所で行って下さい。

 

各部の点検時の注意事項

■ソーチェンのゆるみが無いか確認してください。


 

 

作業時の注意事項

■片手持ち作業、無理な姿勢(腕を伸ばす・肩より高い位置)、不安定な場所での作業は行わないで下さい。
■キックバック防止のため、ガイドバー先端部での作業は行わないで下さい。


 

 

高所作業時の注意事項

■高所(高さが2メートルを超える場所での作業)でチェンソー作業を行う時は、高所作業用の機器を活用して、安定した足場を確保すると同時に、安全帯(芯入り)を必ず着用し身体をしっかり固定して下さい。
■エンジンの始動は必ず地上で行い、木の上および高所では始動しないで下さい。


 

 

2.  使用前に注意すること

 

ご使用前に、製品に付属の取扱説明書をよく読んで充分に理解してから運転操作をしてください。

こんな時は運転操作しないでください。
■病気・過労・体調の悪い時や妊娠中の場合、また、お酒や身体に影響を及ぼす薬を飲んだ時には作業を行わないでください。
■屋内・トンネルなど換気の悪い場所や、風・雨・大雪・濃霧などの悪天候の時のご使用もやめて下さい。


 

 

3.  使用後に注意すること

■チェンソーを移動・運搬する時は、エンジンを停止し、刃の部分にカバーを付けて下さい。
■現場に保管する場合は、機械が冷えたのを確認してから行って下さい。
■長期保管の場合は、燃料を抜いて下さい。
■定期的に販売店で点検・整備を受けて下さい。


 

 

4.  作業時の服装・保護具


 

 

5.  その他の注意

■木材や木製品以外には使わないで下さい。
■異常を感じた時はすぐエンジンを停止して、原因が分かり、修理が終わるまで機械を使用しないで下さい。
■子供には絶対手を触れさせないで下さい。