休憩や燃料補給で刈払機を止めたら、エンジンがかからなくなった
草刈り作業中の休憩や燃料の補充のためエンジンを停止して、再始動時にエンジンがかからなくなる現象は、一時的なオーバーヒート状態が原因として考えられます。この場合エンジンが冷えることで解消します。
エンジンを冷やす
30分ほどを目安に時間を置きエンジンを冷却させて、プライマ操作をよく行った上で始動操作を行ってください。
オーバーヒートを防ぐには
エンジンを止める前に、アイドリングで2分間程度の冷却運転をしてください。すぐにエンジンを止めてしまうとエンジン冷却風も止まるため、シリンダーの温度が一番熱い状態が続き、エンジンが始動しづらい状態になることがあります。
冷却運転無しでエンジンを停止した場合、エンジン停止後30分ぐらいはエンジン温度が上昇しています。その影響により一時的にイグニッションコイルが電気を起こせなかったり、燃料を送っても燃料が気化(べーパーロック現象)してしまい、エンジンがなかなか始動しなかったりします。
①エンジン停止前の冷却運転と②再始動時のプライマ操作を多めにする、ことでオーバービートによるトラブルを防ぐことができます。